子供の体調不良に学校行事…ワーママの有給休暇はあっという間になくなってしまいますよね。
年度末には有休が足りずに欠勤続き。
特に1人分の有給休暇しか使えないシングルマザーにとっては、毎年毎年頭を悩ませることになる厄介な問題ですよね。
私も以前はそうでしたが、この記事でご紹介する3つの方法を使って有休足りない問題を解決することができました。
有休足りない問題を解決する方法
その1:看護休暇を取得する
まずは、小学校就学前のお子さんのいる方に有効な方法です。
お子さんが未就学児の場合は、看護休暇を利用することにより有給休暇を節約することができます。
看護休暇とは
子の看護休暇とは、負傷し、又は疾病にかかった子の世話又は疾病の予防を図るために必要な世話(則第32条)を行う労働者に対し与えられる休暇であり、労働基準法第39条の規定による年次有給休暇とは別に与える必要があります。子どもが病気やけがの際に休暇を取得しやすくし、子育てをしながら働き続けることができるようにするための権利として子の看護休暇が位置づけられています。
厚生労働省:子の看護休暇制度より引用
「疾病の予防を図るために必要な世話」とは、子に予防接種又は健康診断を受けさせることをいい、予防接種には、予防接種法に定める定期の予防接種以外のもの(インフルエンザ予防接種など)も含まれます。
小学校就学前の子を養育する労働者は、事業主に申し出ることにより、1年度において5日(その養育する小学校就学の始期に達するまでの子が2人以上の場合にあっては、10日) を限度として、子の看護休暇を取得することができます。
厚生労働省:子の看護休暇制度より引用
簡単に言うと、未就学児1人につき5日間(2人以上の場合は10日間)取得できる休暇のことです。
未就学児の子供は本当によく体調を崩すので、私も以前は子供2人でMAX10日利用し、有休を10日節約することができました。
私が以前勤めていた会社では、子供の体調不良による欠勤は、査定の対象にならないとして看護休暇を取得できることを告知されていませんでしたが、やはり欠勤になるのは避けたかったため、自分で担当者に問い合わせて看護休暇を取得させてもらいました。
ただし看護休暇は「無給休暇」となる点に注意が必要です。
ちなみに令和3年1月1日より、子の看護休暇及び介護休暇は、時間単位で取得できるようになりました。
子供の体調不良による休みを減らすコツについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
その2:有休残日数を正確に把握する
新年度が始まると、年間行事予定表が配布される学校が多いと思います。
年間行事予定表、しっかりと確認していますか?
参観日や個人懇談の回数は、この表で把握することができます。
私の場合は休みが必要な行事すべてにマーカーをひいて確認しています。
合わせて、PTA活動などの予定も決めると思いますので、学校行事などで必要になる有給日数は、4月の時点でほぼ正確に把握できます。
また、新年度になると仕事の方でも有給休暇が付与されたり、前年度の有休繰り越し日数もわかると思います。
そこで、
有休総日数-有休が必要な日数=有休余剰日数
として、あらかじめ自分の有休にどのくらいのゆとりがあるのかを把握しておくことが重要です。
私はこれを、スマホのメモアプリに記入し、いつでも確認できるようにしています。
子供の誕生日や家の用事なども、わかっているものに関してはあらかじめ予定に入れておきます。
突発的に休みが必要になることもあるはずですので、この時点でギリギリの場合は、行事で必要な有給を、1日休→0.5日休もしくは時間休などで対応できないかなど、工夫をして調整をしておきましょう。
子供のインフルエンザなどで1週間程度休まなければならなくなることも考慮し、最低5日以上はゆとりを作れると◎です。
ゆとりを多く作ることで突発休にも慌てずに済みますし、万が一有休が余った場合は、来年度さらにゆとりを増やすこともできますよ。
その3:PTAをやめる
最後に、お子さんが小学生以上の場合に有効な方法です。
お子さんが小学生以上の場合は、PTAから脱退することが有給休暇の節約に効果的です。
そもそもPTAとは
《Parent-Teacher Association》父母と教師の会。子供の福祉と教育効果の向上を目的とし、父母・教師が相互に協力して学校単位に組織された団体。日本では米国に範をとり、第二次大戦後に発足。一般に、PTAの会員になるかどうかは保護者が自由に決められる。
goo辞書より
PTA活動といえば登下校の見守りや通学路の安全確認、ベルマーク係などがありますが、これらに参加するには年1~2日程度の有給休暇を消費しなければなりません。
役員に選出された場合には、もっと多くの日数が必要となります。
娘の学校では活動が平日の午前中に偏っていたり、休日の活動には未就学児同伴で参加不可能など、私にとっては参加しにくい条件が多く、やめた場合のメリットの方が大きいと判断し脱退しました。
子供の入学時に半強制的に加入させられていたPTAでしたが、これをやめたことで年に2日以上の有給を節約することができるようになりました。
PTA脱退のメリットとデメリット
私が感じたメリットは以下の通りです。
PTA会費を払わなくてよいのは一石二鳥でした
念のため、デメリットに関しては以下の通りです。
と説明されましたが、どれも私には不要でしたし、今のところ脱退によるデメリットは何一つ感じていません。
在宅ワークに転職するのもあり
ここ最近需要が増えている在宅ワークですが、ワーママにもおすすめの働き方です。
テレワークなら、子供の体調不良や突然の長期休校・休園にも対応することができます。
オンラインアシスタント「フジ子さん」では、すべてのお仕事がテレワーク。
自分で設定した作業可能時間に合わせてお仕事ができます。
パソコンがあれば応募可能ですので、ぜひエントリーしてみてくださいね。
まとめ
ワーママの有休足りない問題を解決する方法を紹介しました。
子供の年齢によって、
- 看護休暇を取得する
- 有休残日数を正確に把握する
- PTAをやめる
ことにより、貴重な有休を節約することが可能です。
また、在宅ワークへの転職も有効です。
以上、有休足りない問題に悩むワーママの皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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