離婚の話し合いも進んで、夫も離婚には納得してくれている。
けど、養育費についてはなかなか話がまとまらなくて…
そんなときは調停離婚がおすすめです!
- 協議離婚
- 調停離婚
- 裁判離婚
と離婚には種類があります。
その中で私が選んだ方法は調停離婚でした。
結論から言いますとこの方法は大正解でした!
特に子供のいる方にはおすすめしたい方法です。
この記事では離婚調停をおすすめする理由について、私の経験をもとに解説したいと思います。
調停離婚とは
離婚について話がまとまらない、または話し合いができない場合に利用することができます。
家庭裁判所にて調停委員が間に入って話し合い、離婚の合意ができると離婚が成立します。
まずは先に注意点としてデメリットからお伝えします。
調停離婚のデメリット
時間がかかる
調停は月に1度、平日に行われるため、仕事をしている場合は都合をつけにくいですし、1度で終了しない場合は2ヶ月、3ヶ月と長期にわたります。
私の場合も2~3ヶ月ほどかかりましたが、知人ではもっとかかっていた人もいます…
調停不成立となる場合もある
調停期日に相手が来なかった場合は調停不成立となり、離婚裁判に移行しなければならない場合もあります。
そして次にメリットをお話しします。
調停離婚のメリット
法的強制力のある書類を安く作成できる
協議離婚の場合、公正証書を作らなければ、仮に養育費が支払われなくなった場合、泣き寝入りするしかない場合が多いです。
そして公正証書を作る場合にも数万円の費用がかかります。
しかし調停の場合は調停終了時に調停証書という書類が裁判所で作成され、この書類があれば養育費の未払時に無料で履行勧告を行ってもらうことができます。
さらにそれでも支払われない場合は有料にはなりますが履行命令や強制施行(給与などの差し押さえ)を行うこともできます。
このような強力な書類を、収入印紙(1200円程度)と連絡用の切手代のみで作成できてしまうのですから、活用しない手はありません。
私の知人では、円満に協議離婚したけれど養育費については話し合わなかったため、養育費代わりにスマホ代の支払いだけしてもらっている…という場合や、逆に高額な養育費を自分たちで取り決めしたけど公正証書は作成しておらず、しばらくして支払われなくなった…という人もやっぱりいます。
調停委員に間に入ってもらい相手と顔を合わせずに話し合いができる
相手と顔を合わせるとどうしてもお互いにヒートアップして話し合いにならないことも多いですが、顔を合わせることがないので冷静に判断することができます。
また養育費の件では話がまとまらず平行線になりがちですが、調停委員に間に入ってもらい算定表を元に金額を提示してもらうことで、相手にも納得してもらいやすいです。
でも調停って難しそう…知識もないし…
特別な知識は必要ありません!
最低限の費用と印鑑を持って家庭裁判所へ駆け込めば、担当者が書類の書き方や必要な物など詳しく教えてくれますし、印紙や切手は裁判所内で購入できるので心配は無用です。
弁護士は必要?
どうしても裁判所に足を運ぶことができない場合は依頼しても良いですが、費用も高額になりますし、調停には調停委員が間に入るので必要ないと思います。
費用が安く済む点が調停のメリットでもあるので、私は弁護士はつけませんてしたが問題ありませんでしたよ
最後に
養育費は子供の権利です。
お子さんのためにも、権利をしっかり守ってあげられるといいですね。
もし離婚時に取り決めをしていなかったとしても、離婚後に養育費請求調停を申し立てることもできます。
以上、少しでも参考になればなれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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